インプラントの手術の種類

インタビューに答えてくれたのはこの先生

前原美保先生

前原美保先生

MIHO歯科医院 院長

HP:https://mihoshika.com/

経歴

  • 岡山大学卒業。臨床研修医修了後、複数のクリニック勤務を経て
    2013年12月MIHO歯科医院開院。

インプラントとはどのような目的でおこなう、どんな治療でしょうか?

前原先生

インプラント治療は歯周病や外傷など、何らかの事情で歯を失ってしまった方に対しておこないます。

具体的には、顎の骨に「インプラント」と呼ばれるチタン製の軸を埋め込み、歯の代わりとなる被せものを装着します。被せものの材質はさまざまで、天然の歯に近いものを選択することも可能です。見た目の改善のほか、噛む機能も回復できます。

入れ歯、ブリッジと比較したメリットを教えてください。

前原先生

インプラントが優れている点として、失った歯の周囲の歯に悪い影響を与えないことが挙げられます。

ブリッジでは失った歯の両隣の歯を削り、名前の通り橋をかけるように大きな被せものを装着します。健康な歯であっても削る必要があるため、両隣の歯にトラブルがない場合もったいないですよね。歯は削ると寿命が短くなります。さらに本来3本ぶんの歯で支える重さが2本にかかるので、より歯を消耗させることになるのです。ブリッジをしたため、本来よりも早く歯をダメにしてしまう結果になります。

入れ歯については手入れの手間があり、特に若い方は心理的な抵抗を感じる場合が多いです。

インプラントは歯の機能を回復するので食生活の面でもメリットがあります。骨に埋め込んだインプラントはご自身の歯と同じように使えますので、固いものを噛みやすいですし、食事の感覚も変わりません。

メリットの多いインプラントですが、適さない人もいるのでしょうか?

前原先生

全身に疾患がある方、糖尿病の方などは避けるべきです。また、顎の骨にインプラントを埋めるため、骨粗鬆症の方も難しいです。

顎の骨の量が少ない方も困難ですが、最近は骨を作る骨造成の技術も進歩しているため、手術可能なケースが増えています。

病気や体質以外で注意が必要なのは、歯のお手入れが苦手な方です。インプラントは手術後の手入れが不可欠です。インプラント自体は虫歯になりませんが、歯磨きなどの手入れを怠ると、歯周病と似たような症状である「インプラント周囲炎」を発症します。最悪の場合はインプラントが抜け落ちてしまうのです。

そのため、お手入れが習慣化できないなど難しい人にはリスクが高いと言えます。

顎の骨にインプラントを埋めるため、成長期である10代の方はしばらく待った方がいいでしょう。逆に、健康であれば高齢であっても手術は可能です。

インプラント手術に危険性はあるのでしょうか?

前原先生

外科手術ですので、リスクはゼロではありません。顎周辺には大きな動脈が通っているので、そこを傷つけてしまったら大出血を起こし、死亡する可能性があります。命に関わらなくても、神経を傷つけることで麻痺が残ることもあります。ただし、このようなトラブルはCTを撮ったり模型を作るなど、治療計画を立てる中でクリアできることがほとんどですので、過剰な心配は不要です。

最近はシミュレーションをおこない、穴をズレなくあけることができるガイドを使った手術も出てきています。技術不足やミスなど、フリーハンドで起こるトラブルを避けられるので、安全性が高い方法と言えます。

ほかには麻酔によるトラブルなども考えられます。医師としっかり相談し、リスクを把握した上で手術を受ける必要がありますね。

インプラント手術は年々技術が進歩していますので、リスクも低減しています。

「即時荷重」について特徴を教えてください。

前原先生

即時荷重は、インプラントを1回の手術で取り付ける方法です。インプラント手術は、インプラントを顎の骨に埋め込む手術をおこなった後、状態が安定してからアタッチメントを取り付け、被せものを装着する二回法が主流でした。3ヶ月〜半年以上かかる場合もあるので、治療期間が長くなります。

即時荷重ではインプラントの埋め込みとアタッチメントの取り付けを同時におこないます。

即時荷重のメリット、デメリットはどんな点でしょうか。

前原先生

最大のメリットは、1回の手術で完了できる点です。デメリットはそれほどありませんが、手術時間は二回法に比べて長くなります。また、骨の状態によって実施できない人がいるので注意が必要です。

虫歯や歯周病治療の中でインプラントをする場合など、「抜歯即時」という方法があるそうですが、具体的にどんな手術ですか?

前原先生

抜歯即時は、その名の通り抜歯と同時にインプラントを埋め込む方法です。たとえば虫歯で歯を抜く必要がある場合、抜いた跡にそのままインプラントを埋め込みます。通常、抜歯後にインプラントを埋め込む場合、傷口が安定するのを数ヶ月程度待つ必要がありました。抜歯即時ならすぐにインプラントを埋め込めるので、治療期間が短くなります。

抜歯即時のデメリットはありますか?

前原先生

特にデメリットはありませんが、荷重即時と同様に、対応できる患者さんと、そうでない方がいらっしゃいます。

インプラント手術は、患者さんの状態によって最適な方法が異なります。しっかりと検査・診察を受けた上で、医師と相談して選択することをおすすめします。

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指導医:国際口腔インプラント学会(ICOI)の指導医資格の有無/ 口コミ件数:QLifeに2019年11月1日時点で掲載されているインプラントの口コミ件数/ 痛みの緩和:静脈内鎮静法による麻酔を使用した治療の対応有無/ 正確性:インプラントを埋め込む位置を定める「サージカルガイド」の対応有無。